仮病、嘘

旦那が肩もみを頼んでくると決まって１時間コースだ。
その間旦那はスマホゲームをし、私は痺れたのか痛みなのかよくわからない、感覚が変な指で肩を押し続ける。
この前頼まれた時初めて仮病をつかった。
「はぁー痛い、肩もんで。」
「ゴメン頭痛くて…」
「え、無理なん。頭の痛さ限界なるまで肩もみやって」
「限界かな。ごめんね」
「は？薬飲んで治してやって」
「…。」
仮病だから痛み止め薬飲めないよ…どうしよう。
嘘ってよくないね、こうして窮地にたたされて焦る。
でも肩もみすると決まって、下手、力が弱すぎる、やる気感じない、痛すぎる、ちゃんとやれと文句ばっかり言われ疲れてもまだやれよ。全然よくなってない。スマホしながらそんなことばっかり言われていつもイライラするのをのみこんで…なぜかこの前はイライラ飲み込めなくて仮病使っちゃった。
何で１時間しんどいし文句ばっかりだからやりたくないって言えないんだろう。
「薬ないの、寝たら治るし寝るね」
弱いな私、逃げちゃった。
怖い。怒られる。だから嘘つく。
あ、私子どもだ。
子どもに、怒られるからって自分だけが得する嘘ついちゃうと嘘が何かのカタチになって返ってきちゃうかもしれないよ。嘘つくのもわかるしついちゃうときもあるけど、できるだけつかないほうがいいよね。
なーんて言った私。
怖いと嘘ついちゃうね、防御なのかな？
子どもたちゴメンよ、自分で言ったこともちゃんとできないお母ちゃんで。